おなじみのあの赤い箱のお菓子。
今回はこれにまつわる都市伝説をご紹介します。
この会社の新入社員Aさんが社員寮の1階に住むことになりました。
入寮してからまもなく右隣の部屋から深夜に絶叫が聞こえてきました。
何事かと辺りを見渡すと今度はこの新入社員の部屋の壁から男が
透け出てきて左隣の部屋へと走り抜けていった。
今度は左隣の部屋から絶叫があがり、そのまた隣の部屋からも絶叫があがった。
どうやらこの幽霊は寮を一直線に突っ切っているらしい。
この怪奇現象は連日連夜にわたって続き入居者達のストレスも
限界に達したときAさんはある方法を考えつきました。
それは自分の部屋の一番端にロープを1本張った。
いつものように端の部屋から順番に悲鳴が挙がってきます。
そして新入社員Aさんの部屋を抜けようとしたところ
この幽霊はゴールのテープを切って
幽霊は満面の笑みを浮かべ、万歳ポーズでゴールし成仏
以降寮に幽霊はでなくなったのだという。
その時にゴールしたときの霊の姿があまりにも印象的だったため
後年あの赤い箱のお菓子のマークにその幽霊の満面の笑みの表情とポーズを
モデルにつかったのだとか・・・・。
ここからが解説。
これは以前紹介した筑波大学のマラソン幽霊のものとまったく同じ都市伝説ですが
これはその亜流として伝わるうちにグリコのマークのモデルになったという
新しい噂が付け加えられたものですね。
しかしグリコのモデルはマラソン幽霊ではなく、実在したアジア大会で優勝した
フィリピン人の陸上選手、カタロン選手(初代)から始まり
様々な国の実在アスリートの姿がモデルになっていて、現在は7代目なのだとか。